《選挙 》
第50回衆院選鹿児島4区候補者公約等は
27日投開票の第50回衆議院議員総選挙鹿児島4区は、届け出順に、自民党前職で公明党推薦、8期目を目指す森山裕氏と、社民党新人の山内光典氏の2人が立候補した。

森山候補
15日の出陣式では、森山氏は石川県の能登の出陣式に出席し、動画による第一声で、「大隅、霧島、熊毛の元気が日本の未来を拓くと訴えてきて、鹿児島が、我々の地域が大きく変わろうとしています。食料安全保障に責任を持たなければならない地域になってきた」。
「種子島と内之浦にロケットの基地があります。今からは宇宙産業が大きく進展をしていく時代になると言われている。そのためにも貢献をしていかなければならない地域であり、また、観光面でも果たしていかなければならない役割がたくさんある」など訴えた。
森山候補公認の自民党公約は、
「日本を守る。成長を力に。」として、
ルールを守る、国民からの信頼回復に全力を尽くします
暮らしを守る、経済成長を力に変え、国民の暮らしを守ります
国を守り国民を守る、あらゆる不安から国民を守り抜きます
未来を守る、希望あふれる未来に向け、あらゆる手立てを講じます
地方を守る、地方の振興で日本全体を元気にします
新たな時代を切り拓く、国民とともに憲法改正を実現します
日本を守る。成長を力に。 自民党公約
主な具体的政策は
食料安全保障の強化に向け、予算増額・施策拡充を進め、改正食料・農業・農村基本法に基づき今後5年で生産基盤の強化等を集中推進。
持続的な食料供給を可能とする合理的な価格形成に向け法制化等の取組みを加速化していく。
国の安全保障については、一昨年改定した防衛三文書に基づいて、防衛力を抜本的に強化し、日本の領土・領海・領空を守り抜かなければならない。
山内候補
15日の出陣式では、山内氏は「馬毛島に自衛隊基地が造られて、皆さんが収めた税金8900億円という多額の税金を投入。国民を守るためではなく、アメリカの空母艦載機、ジェット戦闘機の陸上離着陸訓練、タッチアンドゴーを恒久的に使わせる、そのための訓練。アメリカの空母は戦争に行って敵国を攻撃するための訓練で、戦争を呼び込むような自衛隊基地は反対であり、どこにもいらない」。
「国民の食を守り、その作っている農家や漁家、林業を守っていく約束をし、自民党が無くした農家の個別所得補償制度を再度新しい制度に作り変えていく」など訴えた。
山内候補公認の社民党公約は、
「自民党政治を終わりにする選挙」として
金権政治の一掃!本気の政治改革を!
税金はくらしに!軍事費増税NO!
人口半減時代―地域に魅力と力を
地震大国に原発はいらない! 防災省を創設し防災対策に全力
ジェンダー平等・多様性社会の実現!
沖縄・日本を再び戦場にさせない!憲法を活かす政治
自民党政治の悪政によって壊れた日本を立て直していかなければならない。
自民党政治を終わりにする選挙 社民党公約
主な具体的政策は
少子化対策、格差社会をなくすこと。税金は国民の暮らしの支援に。
馬毛島問題と農林水産業の支援として、武力で平和はつくれません。軍事基地建設や機能強化でなく平和外交で問題解決を図るべき。
日本の安心・安全のために軍事基地を作る必要はなく、それよりも破壊されつつある農林水産業の再建に全力を挙げます。
特に主力産業である農林水産業の再建以外に地域の活性化はなく、その中でも小規模・家族経営の支援、個別所得補償制度の復活に全力を挙げます。