《農林水産 》
清らかな水生み出し 洪水や土砂災害等抑止する森林に感謝
おおすみ植樹祭in高峠つつじヶ丘公園
令和6年度おおすみ植樹祭in高峠つつじヶ丘公園が、令和7年2月1日、同公園で開催され、森林・林業功労者ほかの表彰、記念植樹などが行われた。
歓迎セレモニーがあり、開催地の尾脇雅弥垂水市長が主催者あいさつ。

写真=挨拶する垂水市の尾脇市長
次の各種褒賞授与があった(敬称略)。
〈森林・林業功労者表彰〉
川畑敏(垂水市)
平成17年8月から旧垂水市森林組合理事,平成23年7月から大隅森林組合理事に就任し,通算7期21年にわたり森林組合の発展と健全運営に尽力されてこられた。
その間,森林所有者や地域,行政機関と森林組合との調整役を担い,地域の森林・林業の振興に大きく貢献された。
安藤千年(垂水市)
平成30年8月から大隅森林組合監事に就任し,通算2期6年にわたり森林組合の発展と健全運営に尽力されてこられた。
また,16年の長きにわたり,しいだけ生産を行い,他生産者の相談を受けたり,指導を行うなど地域の特用林産物振興に大きく貢献された。
富永昭文(曽於市)
平成元年3月に県林業試験場研究生を卒業後,鹿児島市森林組合に入組され,その後,末吉森林組合,曽於市森林組合の職員として,業務課長,総務課長,参事を歴任し,積極的に森林整備区域の拡充,高性能林業機械の導入及び素材生産販売を行い,森林組合の発展と健全運営に尽力されてこられた。
その間,地域の大きな課題である間伐や再造林の推進にも積極的に取り組まれ,地域の森林・林業の振興に大きく貢献された。

写真=森林・林業功労者表彰の川畑敏さん(垂水市)ら


〈林業技術競技会表彰〉
優秀賞
原田勇人(垂水市)
恵み豊かな森林づくりの部(針葉樹人工林)
平野正人(南大隅町)
特用林産物の産地づくりの部(枝物生産)
優良賞
園田達男(曽於市)
恵み豊かな森林づくりの部(針葉樹人工林)
前田繁(曽於市)
特用林産物の産地づくりの部(枝物生産)
川添和(錦江町)
特用林産物の産地づくりの部(枝物生産)
〈森林土木関係コンクール表彰〉
林道維持管理
優秀賞
垂水市 二川線
優良工事の部
治山事業の部
大隅地域振興局農林水産部長賞
株式会社森組
令和4年度(補正)復旧治山事業(三ッ割地内)(垂水市新城三ッ割地内)
林道事業の部
大隅地域振興局農林水産部長賞
株式会社森組
令和4年度森林基幹道開設事業(海潟麓線1工区)(垂水市牛根麓地内)
優秀技術者の部
大隅地域振興局農林水産部長賞
大坪慶彦(株式会社森組)
令和4年度森林基幹道開設事業(海潟麓線1工区)(垂水市牛根麓地内)
〈その他コンクール等の表彰〉
垂水市長特別賞(表彰)
垂水市長特別賞
大野地区公民館
大野地区分収林について,昭和28年度から令和ら年度までの長きにわたり,大野地区公民館と旧大野小中学校PTA等が主体となって適正な森林管理を行ってきた。

目録贈呈、来賓祝辞、祝電披露があり、次の緑のメッセージの披露があった。
森林は,木材など林産物の供給のみならず,清らかな水を生み出し,洪水や土砂災害等を抑止し,日常生活の中に美しい景観や心身の安らぎを与えてくれるとともに地球温暖化を防止するなど,私たちが健康で快適に暮らしていく上で多くの恩恵をもたらしています。
また,本県の県土は約65%が森林で覆われており,その半分を占める先人たちの努力によって育まれてきた本県の人工林は,今まさに利用の時期を迎えており,この森林資源を有効に活用すること,さらには,「伐って,使って,植えて,育てる」といった資源の循環利用を進めることにより,地方創生をけじめ,持続可能な開発目標(SDGs)の達成や2050年カーボンニュートラルの実現に大きく貢献するものと期待されています。
私たちは,このようなかけがえのない森林を県民共通の財産として,すべての県民で守り育て,森林がもたらす豊かな暮らしを未来にっないでいく必要があります。
本日のこの植樹祭を契機として,森林や緑の重要性がより多くの人々に認識され,健全な森林の育成や緑化の取組がより一層進展することを期待いたします。
当基金といたしましても,緑豊かな美しい県土づくりに向けた取組を積極的に推進してまいりますので,引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

緑の少年団及び指導林家等の紹介があった。
「緑の少年団」は、次世代を担う子どもたちが、森林での学習活動や地域の社会奉仕活動、キャンプなどのレクリエーション活動を通じて、社会に貢献できる心豊かな人間に育っていくことを目的とした団体。(数字は団員数・カッコ内の数字は男女、年月日は設立日)
曽於市恒吉小 10(5・5)昭和58年5月27日
志布志市潤ヶ野 29(19・10)平成6年8月9日
大崎町持留小 25(12・13)平成25年10月1日
鹿屋市横尾岳 27(12・15)昭和52年2月19日
計4団 91(48・43)
指導隣家等は別表の通り。



次の植樹祭スローガン採択があった。
1再造林や間伐等の森林整備を推進し,多様で健全な森林を未来へつなごう
2品質や性能の確かな「かごしま材」の安定供給体制を構築し,木材産業の「稼ぐ力」の向上を図ろう
3「かごしま本の家」づくりや新たな需要創出を進め,かごしま材の利用を拡大しよう
4地域の特|生を活かした産地づくりを進め,特用林産物の生産を拡大しよう
5森林の恩恵に感謝し,未来につなぐみんなの森づくりを推進しよう
カワズサクラを中心に、ヒガンザクラ、シダレザクラ、ヤマザクラ、ハクモクレン、ハナミズキ、ツツジなどの記念植樹が行われた。



参加者には、垂水市内農産物を使用した記念品をプレゼントされ、会場では、大野地区による特産汁・農産物等のふるまいがあり、サクラ・ツツジなど公園内での植樹体験、高性能林業機械の展示・試乗体験・デモンストレーション、しいたけ駒打ち・木にふれる体験活動などが予定されていたが、悪天候で一部中止となった。