《イベント・行事 》
開花ピークのばら園で河合伸志さんによるトークショー
ばら育種家、ばらの収集家、研究家、ガーデナーとしても日本トップクラスで、横浜イングリッシュガーデンのスーパーバイザー、河合伸志さんによるトークショーが、令和7年5月10日・11日、かのやばら園で行われた。

かのやばら園のベストシーズンに、「かのやばら祭り2025春」が開催中で、その中でも開花がピークになるこの時期に実施されたもので、多くのばらファンが、咲き誇るばらを楽しんだ。
10日は天気もよく、様々なイベントが実施される中で、市内外から集まった参加者が、ウエルカムガーデンからスタート。

河合氏が、「ばらは順番に、早く咲くものから遅く咲くものがあり、それぞれの時期で見られますが、今は、早いのも咲いていて、中間が結構見ごろで、遅いのも咲き始めているという一番いいと思う。昨日は雨でだいぶ傷んでいましたが、今日は大丈夫じゃないでしょうか。」
「このばらの見せ方をガーランドと言います。日本語では花綱と言われ、立体的で優美なばらの仕立て方です」
「ばらを間近で見ることのできるばら園は多くありますが、ここのように上から見ることのできるところは少ない」



「このばらはもとはオレンジでしたが、突然変異で色が変わってできたばらです。明るい白や黄色、薄いピンクなどは大きく見え、青や黒は小さく見え、碁石も同じ大きさではない。ばらを飾るとき予算が足りない時は白とかを植えます。実際より植えたばらが華やかに大きく見えるからです」など、かのやばら園ならではの楽しみ方なども紹介。
世界バラ会連合で殿堂入りしたばら、愛好家たちが人気投票して1位になったばらなども紹介しながら、開花がピークとなったばら園を楽しんでいた。
また、ガーデンステージでは、吾平町のギターグループ、Gメンバーズによるクラシックギター演奏があり、会場の市民もいっしょになって歌ったり、ばら園全体でいろんなイベントが開催されにぎわっていた。
