2026年10月11日 21時53分

《イベント告知・募集 》

垂水市で認知症のことについて語り合おう

 「認知症のことについて語り合おう」が、令和8年10月4日、令和8年度垂水市認知症地域支援・ケア向上事業として、同市市民館大ホールで開催された。

 垂水市では、「新しい認知症観」の考え方に基づき、市民に対して認知症に関する正しい知識の普及啓発を図るとともに垂水市認知症施策推進計画を策定。
 認知症の人や家族等をはじめ広く市民の声を聴くことを目的に、基調講話とグループワークとで開催。

写真=グループワークでファシリテーターが説明

 基調講話は、垂水中央病院内科部長(認知症専門医)の軸丸美香医師による「垂水地域での認知症診療についての現状報告」。
 軸丸氏は、認知症について知ろう…として「脳の器質的な障害によって、記億、実行機能や会話能力など、一旦発達した知的機能が持続的に障害されて、社会日常生活に支障を来たすようになった状態をいうなど説明。

 また同院での診療の実態、治療については、普段の生活も治療になること…などを伝えた。

写真=軸丸美香医師による基調講話

 基調講話その2では、キャラバン・メイト、NPO法人アユダールの村野剛氏が、「新しい認知症観と認知症サポーターの役割について」として、認知症サポーターは、何か特別なことをするひとではありません。認知症の人やその家族の応援者で、認知症であることを普通のこととして捉え、認知症に対する偏見をなくしていく、正しい理解を広めて誤解や偏見を解消していく役割もあることなど説明した。

写真=村野剛氏による基調講話2

 グループワークでは、「新しい認知症観とは」 「認知症のことについて語り合おう」がテーマ。
 新しい認知症観とは、認知症になってからも希望を持って自分らしく暮らし続けるために、ステップ1として:「古い・新しい認知症観」を整理しよう。「古い認知症観」「新しい認知症観」とはどのような考え方なのかを、ファシリテーターが説明。

 ステップ2では、「古い認知症観」「新しい認知症観」を日常生活に置き換えたら、どんな言葉や行動があるかグループ内で話し合いを持った。

 ステップ3では、認知症になってからも希望を持って自分らしく暮らし続けられるまちをつくるためにできることは何か、希望を持って自分らしく暮らし続けられるまちをつくるためにきることは何かを、グループ内で話し合った。

 そしてステップ4で、グループワークで得られた「一番大きな気づき」などを発表した。

写真=グループワーク

 多くの市民が参加し、講演会とグループワークを通して認知症についてよりよく学ぶ機会となった。

最新の記事

合計 3717 件中 1ページ目を表示

カテゴリ最新記事