2025年04月18日 18時43分
《オーガニック 》
苗床づくりワークショップ~おおすみ百姓の森独自手法で
小規模生産者グループ「おおすみ百姓の森」による苗床づくりワークショップが、令和7年4月6日と9日に、鹿屋市大姶良町のみんなの田んぼで行われ、自分で手植えする苗の準備作業の第一歩がスタートとなった。

主に機械植えを行う田んぼは、稲苗を専門業者等から買い、植え付けを行うのが普通だが、同グループでは、結(ゆい)的に手植えを行い、また稲の種籾を蒔く畑の畝を田んぼの中に作るやり方で行う。
この独自のやり方で、丈夫な苗を作り分けつ(新芽が伸びて株分かれ)も多くなるなど、そのノウハウを伝授しながら、まずは苗床づくりを行った。
指導は同グループの小岩正博さん。


参加者はそれぞれ5~6人で、初めての体験、初心者もいて、田植えまでに、手植え用の丈夫な苗を育て、そのやり方を学ぶことで、次年度以降の米作りを自分で種まきから取り組むことができるようになるという。
6日と9日は、別な場所、別なメンバーで行われ、稲の種籾を蒔く畑の畝を田んぼの中に作り、畔作り、鍬や鎌の使い方、苗床の除草や土の整え方などを学んだ。
最後は、周りのレンゲ畑に寝転がって、自然と融合、癒しのひと時も楽しんでいた。

参加者からは、小岩さんの有意義なお話しがたくさん聴けて、オケラも見せてくれて本当に楽しかった。クローバーのベッドにも誘ってくれてありがとう」
「とても懐かしい田園の風景にタイムスリップできて良かったです。」など感想を述べていた。

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