2025年04月16日 11時33分

《教育・社会 》

児童育成支援拠点事業 錦江町「みんなの居場所 よろっで」

 錦江町「みんなの居場所 よろっで」が、同町城元で令和7年4月からオープンし、6日には、3人の児童が集まり、いっしょに勉強をしたり、食事をとったりした。

一般社団法人パーソナルサービス支援機構・NPO法人たがやすとの協同で

 これは、国が進めている児童育成支援拠点事業を、錦江町ならではの地域社会資源を生かした錦江町モデルとしてスタートさせたもの。

 同事業は、家庭や学校以外のもう一つの居場所で、「放課後の居場所」と「フリースクール」の役割を担い、学習支援だけでなく、地域の協力で、体験活動など子どもたちの心を育む取り組み、子育て中の家族のサポートも行う。

 子ども家庭庁によると、児童育成支援拠点事業とは、養育環境等に課題を抱える、家庭や学校に居場所のない児童等に対して、当該児童の居場所となる場を開設。

 児童とその家庭が抱える多様な課題に応じて、生活習慣の形成や学習のサポート、進路等の相談支援、食事の提供等を行う。

 また、児童及び家庭の状況をアセスメントし、関係機関へのつなぎを行う等、個々の児童の状況に応じた支援を包括的に提供することで虐待を防止し、子どもの最善の利益の保障と健全な育成を図る事業。

 錦江町では、同町が一般社団法人パーソナルサービス支援機構(みんなの家ふらっと)に委託。
 NPO法人たがやすとの協同で行い、主に子どもたちの心を育む体験活動などを企画。


①安全・安心な居場所の提供
②生活習慣の形成(片付けや手洗い、うがい等の健康管理の習慣づけ、日用品の使い方に関する助言等)
③学習の支援(宿題の見守り、学校の授業や進学のためのサポート等)
④食事の提供
⑤課外活動の提供
⑥学校、医療機関、地域団体等の関係機関との連携
⑦保護者への情報提供 、相談支援
また、地域の実情等に応じて送迎支援も行う。

居場所よろっで 利用料金は無料。
おこなうサービス・支援はすべて無料だが、利用者にも「居場所よろっで」の運営に賛助の意味で「賛助会員(マンスリーサポーター)」の登録(2000円以上)をお願いしている。

 居場所の提供「みんなの居場所 よろっで」の開所日時は、月・水・金の13~18時

 フリースクールの時間帯は、10~14時(錦江町内の利用が優先)。

 親子のこころのケア、勉強のサポート、英会話やプログラミング学習、体験活動(いちご狩り・宿泊学習など)、イベント企画(誕生日会・運動会など)、親の居場所、親の会「おやカフェ」
、自宅や学校への送迎なども行う。

 みんなの居場所 よろっででは、まずはお電話をください…と呼び掛けている。
 0120-836-183。

みんなの居場所 よろっで 一般社団法人パーソナルサービス支援機構 

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