2025年03月20日 12時12分
《行政 》
全国自治体初ライフジャケット着用条例で看板~肝付町
全国の自治体で初めて「ライフジャケット着用条例」が制定された肝付町で、令和7年3月13日、町職員や志布志海上保安署などが共同して沿岸部に看板を設置。釣り人へのライフジャケットの着用を呼びかけた。

海岸が太平洋に面し波が荒れやすい肝付町岸良地区海岸では、毎年のように死亡や行方不明となる海釣り中の水難事故が多く発生。
昨年も、同海岸を中心に釣り客が海に転落するなどの水難事故が5件発生しており、全国に例を見ないライフジャケット着用条例が昨年9月に施行された。

条例制定を機会にして、釣り場入口付近に注意喚起の看板を設置することとし、この日は肝付町消防団、肝付警察署、東部消防署、内之浦分署、志布志海上保安署と共同で看板5本、のぼり旗15本立てを実施したもの。
看板には「波が高いときは釣りをしないで引き返す」「無事の帰りを待っている家族のためにも」などのメッセージが盛り込まれており、釣り客などにライフジャケットの着用と安全を優先して引き返す「勇気ある決断」を呼びかけている。

同事業は、グローブライド(株) (旧ダイウ糟工株式会社)による企業版ふるさと納税で行われた。
肝付町内之浦支所町民生活課の吉崎浩司課長は「地元の人も釣りをされ、波が荒れているときは釣りをやめ帰られる場合が多いですが、特に遠方から来られた方は、せっかく時間をかけ来たのだからなどと釣りを続けられる場合もあり、事故に繋がったりしているようです。そういった方々に看板で注意を促したい」など話していた。
