《防衛 》
安全で安心な暮らし守り、国際社会に貢献、誇り高き使命感を
令和6年鹿屋地域自衛隊入隊(入校)者壮行会が、令和6年3月10日、鹿屋市役所内で開催され、鹿屋、肝属地域から今春、自衛隊に入隊(入校)する56人の若者の新たなスタートに、関係者や来賓らが激励した。
写真=鹿児島地方協力本部の松浦幸一本部長が祝辞
鹿屋市防衛協会長の中西茂鹿屋市長が「日本を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しく複雑な状況に直面し、周辺国による軍事力の更なる強化や軍事活動の活発化が顕著となっているところ。国際社会においても、ロシアによるウクライナ侵略や、中東でのイスラム原理主義組織とイスラエルとの衝突など、国際秩序を揺るがす深刻な事態が発生しており、新たな危機の時代に突入。
写真=新入隊員を紹介
自衛隊の果たす役割は、国防という重大任務に加え、国際平和協力活動や大規模災害等における人命救助など、国内外の様々な場面で、今後ますます重要となってきており、国民からの自衛隊に対する期待は高まっているものと認識しています。ここ鹿屋航空基地においても、隣接する東シナ海の警戒監視のため、24時間365日休むことなく任務に当たられるなど、最前線で我が国の平和維持と市民の安全安心を守っていただいております。
このような中、皆様方におかれましては、若さ溢れるエネルギーと不屈の精神・信念を持ち、その使命と希望を胸に、日本の将来を担う自衛官の道を選ばれました。その崇高な姿に改めて敬意を表し、入隊当初の志を忘れずに、国民の安全で安心な暮らしを守り、国際社会に貢献するという誇り高き使命感を持って、職務遂行に邁進されることを心から期待していま
す。」と主催者代表あいさつ。
写真=木原稔防衛大臣によるビデオメッセージ
鹿児島地方協力本部の松浦幸一本部長が祝辞を述べ、入隊・入校者をそれぞれ赴任地別に紹介。
木原稔防衛大臣、塩田康一鹿児島県知事のビデオメッセージが流され、陸海空幕僚長の祝電を披露、各地区家族会長及び入隊代表者による記念品贈呈、鹿屋航空基地隊員から激励の言葉などがあった。