2024年12月31日 15時47分

《スポーツ 》

東串良町と㈱デルフィースポーツ他1社と地域連携協定

 東串良町と株式会社デルフィースポーツ、合同会社カタナドリームス間と、スポーツを通じた地域活性化を推進することを目的として「地域連携協定」締結が、令和6年12月27日、東串良町役場で開催された。

写真=協定書を手に宮原町長㊧と栗崎CEO

 両社が運営する兵庫デルフィーノとバクスカタナは、地域共生の男子プロバレーボールチームとして、自立したプ口チームを目指し、スポンサーに頼るのではなく、プレイヤーとして自走し、わくわくする社会を創造し、スポーツとともに人生を豊かにする取り組みを進めている。

 また、スポーツの力を活用して地域活性化や課題解決を目指し、その組織力で、少しでも笑顔の増える「充実した地域共生社会の構築」に努めていくという。

 同協定は、健康増進や人材育成などの幅広い分野で相互に連携し、「スポーツを通じた地域活性化」を推進するため締結するもので、地域社会の発展と町民満足度の更なる向上が期待されている。

 協定連携事項は次の通り。
スポーツの普及及び振興に関すること
青少年の健全育成に関すること
町民の健康増進に関すること
スポーツを通じた人材育成に関すること
新事業の創出など地域活性化に関すること
前各号の掲げるもののほか、前条の目的の達成に必要な事項に関すること

写真=農業関連のキットを説明する栗崎CEO

 この日は、株式会社デルフィーノスポーツ(兵庫デルフィーノ)、合同会社カタナドリームス(プロビーチバレーチーム)の栗崎純一CEO、兵庫デルフィーノの長屋梓監督、東串良町移住候補の岡島光希バレースタッフ、大崎町在住で兵庫デルフィーノ・バクスカタナスタッフの藤永良典Ⅴリーグトレーナー。

 東串良町は、宮原順町長、大園保広副町長、金久二男教育長、江口勝志総務課長、中島孝一企画課長、畠中輝久企画課長補佐が出席。

 栗崎CEOが、デルフィースポーツとカタナドリームスの事業概要を紹介。地域連携協定の概要説明があり、協定書に署名、協定を締結。
 宮原町長が連携協定への期待を込めあいさつした。

 ㈱デルフィーノスポーツでは今、隣町でビーチバレーボールが盛んな大崎町で、バレーボール選手としてトライアウトしたメンバーを含め4人が移住し、さらに移住を広げるという。
 東串良町でも岡島氏が来年1月6日付けで辞令交付される予定で、スポーツの普及や柏原海岸等アウトドア関係のスタッフとして活動していく予定だという。
 
 栗崎CEOは、農業の衰退が地方における諸問題の悪循環を生んでいて、人口減少や雇用減少など「地域課題解決のために尽力し、関わる全ての人が食を通して笑顔でサスティナブルな社会の実現に寄与していきたい」など話していた。

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