《雑草 》
一つのサイクル終わり、新たなサイクル始まる転換の年か
新年あけましておめでとうございます。
2025年巳年、蛇が象徴とされ、蛇が皮を脱ぎ捨て、新しい姿へ生まれ変わるように、一つのサイクルが終わり、新たなサイクルが始まる転換期。
外見的には静かに見えるかもしれないが、内面では大きな変化が起きているという神秘的な1年になるという。
終わる一つのサイクルとは、何を指すのだろう。

写真=資源エネルギー庁HPから
長く続く戦争、紛争、戦争状態が一つの区切りをつけ、平和状態がしばらく続くサイクルに入るのだろうか。
地球環境に関する何か、人新世のようなものが終わろうとし、新たな何かが動き出すのだろうか。
それとも政治的な何かに変化が起こり、新たなムーブメントとなるのか。
今起こっている戦争は、一日も早く終結し、死傷者を一人でも少なくしてほしいと願うし、紛争に繋がる覇権争いや宗教、民族の争いも対話や交渉など何らかのきっかけで、お互いが理解し合う場をもっと増やし、平和裏に解決してほしいと思う。
昨年は被団協がノーベル平和賞を受賞、今年は日本にとって戦後80年の年でもある。
戦争体験者がだんだんといなくなる中での受賞は、若い世代にも大きな意義があったのだろうと思う。
日本を取り巻く環境も変化してきており、国の役割は役割として、また被団協が地道に活動を続けてきたように、私たち国民はその国民性を強くアピールし平和へのメッセージを唱え続けていかなければならないと感じる。
長く続く戦争が一つの区切りをつけるのか
そしてもう一つは地球環境、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させるカーボニュートラル、脱炭素。
日本政府は昨年末、次期地球温暖化対策計画案で、2050年ネットゼロ実現に向けて、2035年60%減、2040年73%減という目標を掲げている。
ただ、2040年時点での電力供給に占める自然エネルギーの割合を4~6割にとどめるとともに、原子力発電と化石燃料発電での大量の電力供給を見込むともしている。
民間団体によると、自然エネルギーによるエネルギー転換シナリオ、2040年に向けての展望
として「脱炭素へのエネルギー転換シナリオ、2035年自然エネルギー電力80%を軸に」 と公表し、国のエネルギー自給率を高めるという。
自然エネルギーによるエネルギー転換シナリオも
目前に迫る水素社会の実現のため水素社会推進法も成立。
経産省資源エネルギー庁は、クリーンな水素の利活用へ向けた社会実装モデル例を公表。
北海道室蘭市は2050年以降、国際水素エネルギー拠点を目指し、産学官連携による水素関連技術の研究を行い地域における水素サプライチェーンの形成をスタートさせている。
また、森の木々や海の海藻や海草などによる二酸化炭素削減、ブルーカーボンも大きなパワーがある。
水質の浄化や海洋生物の産卵・保育場として海の生態系を支え、漁業や観光業、食生活にも非常に重要な役割を果たしてくれるとされており、宮城県塩釜市は、湾内に海草のアマモを復活させるプロジェクトを行っている。
そうした新たなサイクルが日本全国で始まる年になってくれればいいと思っている。
本紙も新たなサイクルに入りたいと思う。
今年1年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。(米永20250101)