2025年02月18日 11時14分

《農林水産 》

耕作放棄地で山椒苗植え付け~生ごみからのたい肥活用し

大崎町永吉の圃場3か所でスタート

 大崎町永吉の耕作放棄地で令和7年2月12日、漢方等でも使われる山椒の木の植え付けが行われた。
 農家の高齢化等もあり各地で耕作放棄地が増え続けているその対策として行われたもの。

 大崎町は、ごみの分別などリサイクル率ナンバーワンの自治体としてSDGs、持続可能な社会に貢献しており、生ごみを分別し町内の大崎有機工場たい肥を作っているが、今回、このたい肥を耕作放棄地で利用することで、地域の中の課題を循環させ解決、さらなるリサイクルに繋げていこうという試み。

 この日は、曽於市で10年前に山椒を植え、この地に合った育て方など研究しているおぐら農園の小倉範房さんの指導により、3枚約2反の休耕田に50本を植え付けたもの。

 植え付けた苗は、山椒としてブランドの朝倉さんしょ。
 この地での環境に合わせ芽吹きが難しい山椒を小倉さんが苦労して育てた苗木で、約1mの畝に3.5mの間隔で植え、わらをかぶせ、3~5年後の収穫を待つ。

 小倉さんは「約10年前から山椒栽培の研究をはじめ、3年前から本格的に栽培。大腸の機能性食品として、特に肉食文化圏で食され、服用されている山椒を、今回、大崎町でSDGsに貢献、ということを聞いて苗をお持ちしました。
 元気に育ってほしい」など語っていた。

写真=山椒栽培などについて語るおぐら農園の小倉範房さん

 大崎町農林振興課の中村健児課長補佐は「今回、3か所の耕作放棄地で植え付けを行い、育ち実がなって収益を得て、田畑が再生していくことが目的。

 今年は3か所の圃場ですが、7年度はさらに圃場の環境が違う3か所で植え付けを行い広げていきたい。
 農家さんだけではできない部分を、B型支援事業者の協力をいただきながら、農福連携で広げていきたい。

 3年~5年での収穫ですが、その間で販路や流通先も進め、収益を上げられるようにしていきたい」など話していた。

最新の記事

合計 2211 件中 1ページ目を表示

カテゴリ最新記事

七日会