2024年03月13日 11時29分
《宇宙 》
打上直後に爆発、和歌山での「カイロス」初号機
宇宙関連の新興企業「スペースワン」が、13日午前11時過ぎ、小型ロケット「カイロス」初号機を和歌山県串本町にある同社の発射場から打ち上げたが、直後に爆発し、打ち上げは失敗した。
写真= 日本初の民間ロケット射場「スペースポート紀伊」 (同社HPから)
政府の小型人工衛星が搭載されており、衛星の軌道投入に成功していれば、民間企業が単独で開発したロケットとして国内初だったが、残念な結果となった。
同社は当初、2021年度中の打ち上げを予定していたが、コロナ禍やロシアのウクライナ侵略の影響で計4回延期。今回のロケット打ち上げも9日の予定だったが、海上の警戒区域に船舶が残っていたため直前に中止。13日に再設定されていた。