2025年09月25日 15時15分
《教育・社会 》
地域コミュニテイ高め 住民の主体性を育む防災教室
寿小校区活性化団体(寿団「Sugodan」)が企画し呼びかけ
寿小校区活性化団体防災教室が、令和7年9月20日(土)、鹿屋市立寿小学校で開催され、防災教室・防災体験・非常時の食事提供訓練が行われ、今後予測される災害に校区一体となって備えた。



今年4月に、寿小校区活性化団体(寿団「Sugodan」)が、寿小学校保護者の現役会員や0B会員を中心に設立され、今回、寿小校区の住民を対象に教室が実施されたもの。
協力団体は、鹿屋市地域活力推進課・安心安全課、寿南分団、鹿屋ローターアクトクラブ、子ども食堂、、社会福祉協議会、寿小学校、各町内会、地域企業など。


この日の朝、町内有線放送が流れ、寿小学校まで避難。
到着後は寿小校区の小学生からお年寄りまで防災体験などの訓練が行われ、鹿屋市安心安全課による講話、消火器を使っての消火訓練、地域子ども食堂と協力して炊き出しなどが行われ、防災食の提供が行われた。

主催のSugodanは、地域や町内会への愛着や帰属意識が育たずに参加意欲が減少し、地域コミュニテイへの参加者が衰退している現状に、会員相互の協力、協調のもと「住民の主体性を育む」「持続可能な事業を作る」「幅広い世代に着目する」等の活動を通じて、地域社会に貢献することを目的として結成。
自分たちの住みやすい街づくりの一端を担えたら…、誰もが楽しんで参加 できる地域活動を…と掲げ、各町内会と協力して、
①安心安全な場所を提供する活動
②困りごとを解決する活動
③楽しい地域活動
④その他目的を達成するための活動など
⑤町内会加入促進
などの活動を、今後も続けていくという。