《地域づくり 》
大崎町の未来をみんなでデザイン 面白スキルを身につける
あなたとおおさき未来デザイン会議 最終報告会
あなたとおおさき未来デザイン会議の最終報告会が、2025年3⽉1⽇、マルおおさきで開催された。
あなたとおおさき未来デザイン会議とは、地域住民や若手事業者と一緒に大崎町の未来をみんなでデザインする、面白スキルを身につけるをコンセプトに全5回で行われたワークショップ。大崎町SDGs推進協議会主催。

様々なことを一緒に勉強し、楽しみながら、みんなで大崎町の未来をデザイン。
各回外部のゲストを招いて、生成AIやデザインなどについて学びながら来年度以降実際に取り組む企画をみんなで考え提案。
大崎町の住民や事業者が主役となって、それぞれの視点で自身と大崎町の未来を描く場となった。

4回のワークショップでは、様々な考えや意見を出し合い、この日の最終報告会では、これまでの参加者のほか、広く参加を呼びかけ開催。
いままでのワークショップの流れや、来年度以降取り組む企画を発表するだけではなく、大崎町に住んでいる人との意見交換をする時間をたっぷりとって実施された。
「大崎町に関わる全ての人を巻き込み大きなうねりをつくる」がテーマで趣旨説明があり、それぞれ小グループに分かれグループディスカッション。

食材がすごく豊か、でも食は豊かでしょうか?、忙しいドタバタで蔑ろにされがちな朝ごはんとともに豊かな食について考える、大崎町らしい食とは?、月に1回程度みんなで朝食を囲んで…。
話を聞いてくれる心の応援や、こんなことをやりたいなど見える化スキル、補助金情報やゆい制度ほかお金の応援する、毎月1日を世界スナックの日とします!
地域でつくる資源循環型デザイン…など、ワークショップメンバーより企画発表のあと、その内容をもとにさらにグループディスカッション。

ここまでのまとめ、クロージングがあり、最初から参加してきた東靖弘町長があいさつ、講評があった。
今日の発表を聞いて参加者からは、
「朝食を誰かと食べるという事を意識的にする時間が素敵」「サードプレイスに町民が集まって、年齢など関係なくニコニコしている風景が思い浮かびました」「廃材のリサイクルをするデザイクルがとっても大崎町らしい取り組みで素晴らしい」。
「すごく良い発想だと思います!大崎町全員を巻き込めるような取り組みにしてほしいです!」「大崎町にワクワクを感じる!」「メンバーが楽しみながら発表されているのが印象的でした。」などの感想。

また、これからどんな大崎町になってほしい?という問いかけには、
「今の若い人が帰って来たいと思える大崎」「得意を共有できる町に」「子どもも大人も楽しくリサイクルしたくなる町」「子どもの声が聞こえてくる町」などの感想や意見、提案が出されていた。
大崎町の未来は、ワークショップに参加し企画を作った人だけがつくるものではなく、この日の参加者はじめ、大崎町を愛する全ての人がともに未来をつくっていく、最初のきっかけの場、発表会となった。

主催の一般社団法人大崎町SDGs推進協議会は、20年以上大崎町がつみかさねてきたリサイクルの取り組みを土台に、循環型のまちづくりをより多面的に展開するため、多様な主体がパートナーシップを組み、2021年4月に設立。
それぞれのステークホルダーが強みを活かすことで、一つの自治体だけでは成し得ないさまざまな課題の解決に、今後も責任をもって取り組んでいくという。