2024年12月15日 07時10分

《雑草 》

キャンピングカー談義~中途半端な思考で小旅行は禁物

 4年落ち日産のキャブオールベース車をキャンピンンカ―に仕上た車を手に入れたので、正月休みを利用して四国巡りの1週間位の車中泊を兼ねて旅行したいが、アドバイスしてくれないかと云って友人が訪ねて来た。

 私は即座に、正月なので殆どの車関係は休みで、車の癖をちゃんと把握してからの方が良いとアドバイスした。

 キャンピングカーは暖房関係・シャワー関係・トイレと食品保存装置と、居住関係の装置が万全化を兼ねて使用し車の調子を知った上で、トラブルの無い小旅行を快適な旅にして欲しいと言うと、それもそうだと聞いてくれた。

 良く聞く話は、走る為の装置とシャワーやトイレとキッチンなどは正常に動いているかの居住空間装置を確認してからの方が心配ないと思うが、正月休みはやめてきなさいと助言した。

 私の経験上苦い思い出と大変苦労した事を列記します。
 約10年位前に出水から大口に出る峠越えの途中、豊臣秀由が出水平野と大口平野を展望した場所を見て麓に戻り、ちょっとした食事処があり食事をとり次の目的地は曾木の滝であった。

 豊臣秀吉の展望所の麓の主人が歴史好きで暇を見ては私と秀由の話が弾み、其処の上に駐車場があるので、焼酎を飲みながら秀吉談議に花を咲かせながら車中泊を決めた。

 牡丹鍋が美味しいと酒の肴に一時を秀吉談議に夢中になった。曾木の滝は秀由も滝の壮大な景観に見とれ(新納家の領主であったと聞く)案内人の袖口を確り掴んで離さなかった話も見聞。

 私はその話に夢中になり大分酔いが回りそこの主人と別れ寝ることにした。キャビンカーの寝室に毛布を敷き寝たが、夜中に車中の温度が下がり、エンジンをかっけぱなしも暖房が効くから良いだが、駐車場には民家もあるのでエンジンのかけっぱしは遠慮されたいの看板を見て、バッテリーの電源を微弱にして寒さを凌いだことを思い出す。

台風でコース変更もその影響受け大変

 あと1件は同じキャンピングーで7年落ちの車で三菱の1tトラック・デリカをベースにした車で6万キロ走乗った車。
 調子は良く、特装4WDで後ろでっかちのかっこの悪い車だったが、好んで松林の中から砂浜に出入り出来る車でもあった。

 カメラマンが欲しがっていた車だったが、試運転を兼ねて四国の四万十川沿いから、「とんぼ博物館」を経て土佐海岸の景色の良い処に数台車が車中泊。
 水道とコンセットに使用料を払い其処に駐車して酒の肴をコンビニで求めて、車のシャワーで水は不自由しないから汗を流した。

 お盆休みの時節だったので四万十川の長閑な沈下橋の風景を思い出しながら,「とんぼ」種類の多さとギンヤンマ・オニヤンマを見物出来て最高の車中泊を楽しいだ。

 坂本竜馬の公園を観て回り高知城を隈なく観覧して一人旅では勿体ない気分だった。
 四国を上にしてやまなみハイウエイを縦断して帰途する予定が、台風のコースが四国方面に向っているので予定を切り上げ、四国横断ハイウエイを通った。
 国道九州四国間フエリーは台風の余波のしけで、キャンピングカーは揺れるから車が固定する器具がなければ乗船できなかった。

 三崎港に行ったが車の駐車所を探し船で単身戻り、翌日4tキャリアカーで四国に渡り、本州の高速インータの近い処から九州横断橋へ。
 台風の動きが遅く全面通行止めで、横断トンネルは大渋滞で暑さに参りエアコンの使い過ぎでキャンピングカーのゼネレターはヒートアップして駄目になった。

トレーラーと切り離して考えた方が無難

 4t車のエアコンも全車両通行規制中に追突火災事故が発生し、大変だったことを思い出す。
 デリカ型キャンピンングカーは、ゼネレタ-は部品を替えて無事に納めたが、キャンピングカーは一つの動く居住空間と思って使うことを心して欲しいと力説したい。

 余談を交え長くなったが、キャンピングカーはトレーラーと切り離して考えた方が無難で、欧州では中途半端な考えは無いようである。
 ライトバン等で横に寝るスペースがあればの考えで、日本もライトバンが普及すればそれがベターな考えで、兼用で考えれば快適な車での小旅行が楽しめると思う。
 余談が長くなり申し訳ない、中途半端な思考で小旅行は禁物だということを記述したかった。(岩重20241215)

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