2025年03月29日 15時09分
《行政 》
志布志市「書かない窓口」運用を開始
志布志市「書かない窓口」運用開始式が、3月25日、志布志市役所本庁2階市民環境課窓口で行われ、下平晴行市長、溝口猛副市長が実際、住民票交付の利用体験を行った。

写真=住民票を受け取る下平市長
志布志市では自体体DXの取り組みとして、窓口業務改革を目的に「書かない窓口」の稼働を令和7年3月13日から開始しているが、広く市民にPRするため市長、副市長が体験をし利用を呼び掛けたもの。
書かない窓口は、マイナンバーカード等をカードリーダーで読み込むことで、住所、氏名、生年月日等の基本情報が申請書に自動的に転記される仕組み。

デジタル庁では、マイナポータルや地方自治体独自の電子申請システムの利用による行政手続のオンライン化の推進に加え、窓口での手続における住民の利便性向上や、地方自治体職員の業務負荷の軽減を目指し、自治体窓口DX「書かないワンストップ窓口」の取組を進めている。

この日は、市民環境課による窓口支援システムを利用した窓口運用の概要等説明があり、利用体験が行われた。
下平市長は「窓口で書かないという市民の利便性はもちろんですが、デジタル化を進めていくことで職員のチェック等の負担軽減で時間も短縮、業務改革に繋がり、市民の待ち時間も短くなると思います。最後に確認のための署名も条例上必要ですが、これも将来的には負担をなくしていけるよう取り組んでいきたい」など話していた。
この書かない窓口は、県内では鹿児島市や出水市、奄美市、大崎町などもすでにスタートさせている。