《行政 》
地元産木材を活用しワンフロア 曽於市財部支所新庁舎落成
曽於市役所財部支所新庁舎の落成式が、令和7年5月6日、同市財部町460-1の真新しい庁舎前ときらめきセンターで開催され、翌7日から業務が開始された。2022年10月に増築された末吉本庁南棟に続くもので、この日、大隅支所の落成式も行われた。


写真=森山裕衆議院議員も施設内覧
新庁舎は木造平屋建て、建築面積916.28平方m、施設面積880.60平方mで、総事業費6億5千万円、うち工事費5億7千万円。
主な財源は、合併特例債5億8千万円。
きらめきセンターと公民館(図書館)に隣接している。

写真=あいさつする五位塚市長

写真=テレビを寄贈した櫻木氏

新庁舎の特徴は次の通り。
〈人と環境に優しい庁舎〉
地元産木材を活用、ワンフロアで案内も色と番号で分かりやすいサインを配置。
みんなのトイレや授乳室を設置、子育て世代も利用しやすくなり、思いやり駐車場の屋根を大きく設置し安全に駐車ができるようになっている。
〈防災・減殺の拠点となる災害に強い庁舎〉
停電や水道が遮断された場合を想定し、非常用電源受水槽を設置、災害時には一時避難施設として機能しつつ、庁舎機能を停止することなく継続業務できる庁舎とした。
〈機能性・効率性を重視した経済的な庁舎〉
パッシプデザインや新エネルギー技術導入で利用者の安らぎ、環境負荷低減にも寄与する庁舎。
〈住民誰もが利用しやすく親しまれる庁舎〉
来朝者が利用しやすく、インクルーシブデザインによる整備、 絵のまち曽於を推進、通路に絵画展示し、多くのパネルで各種情報を発信。
設計・監理、㈱東条設計
施工建築主体、川畑建設㈱(建設・外構工事)
電気設備、㈱竹之下電工
機械設備、㈱光信商会、カネダ設備ガス㈱

この日は、オープニングで力強く龍虎太鼓の演奏があり、五位塚剛市長があいさつ。
工事関係者に感謝状が贈られたあと、ロビーにテレビを寄贈した関西曽於市会、曽於市都市交流アドバイザーの櫻木佐利さんから目録が贈呈された。
迫彬雄議長(重久昌樹副議長代読)、森山裕衆議院議員、瀬戸口三郎県議会議員が祝辞を述べ、テープカットがあり落成を祝った。
式典終了後には、関係者や市民による新庁舎の内覧もあった。
曽於市役所財部支所
〒899-4192
曽於市大隅町南俣460番地1
TEL:0986-72-1111(代表)