2025年04月06日 19時22分

《行政 》

水産支援やS N Sマーケター、農業機械オペレーター

令和7年度地域おこし協力隊の着任式

 令和7年度地域おこし協力隊の着任式が、令和7年4月1日、鹿屋市役所で行われ、この日着任の3人が、中西茂市長から任命され、それぞれ抱負を語った。

 着任の3人は次の通り。
▽氏名
前居住地(出身地)
取り組みたいミッション〉の順。

▽原口展子(46才/女性)
島根県松江市 (神奈川県)
水産支援員
・本市水産業の支援(養殖業に関する効率化、コスト縮減等)
・魚食普及、環境学習に関する取組 (海の魅力を子どもや地域の方々に感じてもらう)
・水産物の販売促進

▽久木山龍太郎(32才/男性)Iターン(妻が鹿屋市出身)
福岡県福岡市 (福岡県行橋市)
S N Sマーケター
・鹿屋市や地元企業の情報発信力の強化(セミナー開催やSNS運用代行等)
・移住者の増加(移住者密着取材などの情報発信)

▽佐野稜人(25才/男性)
新潟県柏崎市 (新潟県新潟市)
農業機械オペレーター
・自らが就農
・集落営農組織の運営支援
・SNS等で農業の良さを発信
・学校や家庭を巻き込んで「地域で育む農業」の体制整備

 中西市長が「文化、風土の違う中で、行政もしっかりサポート、素晴らしい何か目標を持って、まずは地域にしっかり溶け込んで」など激励。

 原口氏は、「大学でも水産関係で学び、(前職は県職員で)、県の固い枠から飛び出してみたいと応募。まずは漁師が抱えている問題等を聞き、繋がっていくことで課題解決に結び付けていきたい」。

 久木山氏は、「福岡を中心に個人で企業のSNS運用等を行ってきた。鹿屋は電車がなく遠いというイメージを、動画などを使って移住してみたいと感じてもらえるように企業等を紹介していきたい」

 佐野氏は、「まずはこの地域を知って、農家の人手不足等をどうカバーしていくのかを考え、自分で農業をやっていく中で答えを見つけていきたい」など話していた。

なお、令和7年7月1日に、あと1人着任する予定となっている。
▽畑中祐亮(44才/男性)Iタ一ン
愛知県春日井市 (愛知県津島市)
新規就農
・プルーベリー観光農園の開園に向けた活動(無農薬栽培への挑戦)
・S N S発信による集客
・加工品の開発とネット販売

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